【胡蝶蘭のお花が終わったら】花が終わった後の育て方 |胡蝶蘭専門店はなやか
【胡蝶蘭のお花が終わったら】再び花を咲かせる育て方とコツ
胡蝶蘭(コチョウラン)は、一度花が咲くと2~3カ月もの間、美しい姿を長く楽しむことができる人気のお花です。
贈り物やインテリアとしても定番の胡蝶蘭ですが、やがて花は枯れ落ち、茎と葉だけの姿になってしまいます。
華やかな花があった分、その変化に少し寂しさを感じる方も多いのではないでしょうか。
このような状態になると、「もう終わりかな」「処分しようか」と考える人もいます。
しかし、花が落ちたからといって、胡蝶蘭の株自体が枯れているわけではありません。
むしろ、株は元気なまま生きており、きちんと手入れすれば再び花を咲かせることができます。
葉がツヤのある緑色を保っているなら、それは胡蝶蘭がまだ健康である証拠。
正しい育て方を実践することで、翌年の春〜初夏に再び美しい花を咲かせる可能性は十分にあります。
【胡蝶蘭の花が落ちた後にやるべきこと】
花が落ちた後の胡蝶蘭を再び咲かせるための育て方をわかりやすく解説します。
ちょっとしたコツと継続的なケアで、また来年、見事な花を楽しむことができます。大切に育てた胡蝶蘭を、もう一度咲かせてみませんか?
花が咲き終わったタイミングで、その花芽の節から新しく花芽(脇芽)が出て連続して花を咲かす事ができます。
この方法でしたら、比較的早く次の花が咲きます。
花がしおれた後に花茎を切りましょう。
花茎を切る位置は、花がついていたところに1番近い節を残して、その節の上で切るとその節から花芽が出やすく、次の花につながります。
その1番上の節から出た花芽から咲いた花が枯れたら、その下の節の上で切ると、また新しい花芽が出ます。
この様に順に下げていくことで、連続して花を楽しんで頂けます。
胡蝶蘭を連続して咲かせる方法で、花芽が短くなったり花芽が枯れてしまった時に、株元から新たな花芽を出し咲かせる方法です。
花茎を株の根元から5cmくらい残して切り、葉だけの状態にしましょう。多くの場合、新しい花芽は上から3枚目と5枚目の間の葉の付け根から出てきます。
胡蝶蘭は低温反応植物です。夏(暑い)から冬(涼しい)にかけて花芽反応し、11~2月頃に株元から新たな花芽が出てきます。
5月以降(最低温度が10°C以上)に屋外の終日日陰で風通しの良いところに置いてあげると、花芽が出やすいです。
10月頃(最低気温が10°C以下)に室内に戻してあげてください。
株や根が雨に当たっても問題はありません。
【胡蝶蘭本体】
● 枯れてしまった胡蝶蘭は燃えるゴミとして出せる地域がほとんどです。
株の大きな胡蝶蘭は、葉や花茎を小さく切ってからゴミに出すのが丁寧な捨て方でしょう。
【植え込み材】
●水ゴケやココスプレッドファイバーやバークなどは燃えるゴミです。
しかし水分を含んでいる場合がありますので、きちんと水気切って乾いた状態で捨てましょう。
●鉢の中では発砲スチロールなども使用しています。地域のルールに従って処分してください。
●花茎を支える為の支柱も使用しています。針金やプラスチックが使用されていますので、素材に合わせて分別してください。
【鉢】
●贈答用の胡蝶蘭でよくもちいられているのが、陶器やプラスチック製・自然素材でできた鉢があります。こちらも素材によって不燃・可燃分別して捨てるようにしてください。
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